kzi-workshop ハンドメイド制作日誌

電子工芸作品の作り方と、kzi-workshopのハンドメイド作品についての情報発信していきます。

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ハンドメイド販売は簡単なの?

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 ハンドメイドマーケットプレイスのようなサイトができたことによりハンドメイド作品を個人間取引(C to C)で販売することは凄く簡単になりました。

 

 完成したハンドメイド作品が既にあるなら、スマホで写真を撮ってハンドメイドマーケットプレイスサイトに登録して販売を開始するまで1時間もあればできてしまします。

 

 だから、ハンドメイド販売を開始するのは簡単になったと言うことはできるでしょう。

 

 でも、取引ですから売りたい人と買いたい人の思惑が一致しないと売買は成立しません。ではこの思惑は、ハンドメイドマーケットプレイスサイトのようなサービスができて一致しやすくなったのでしょうか。

 

 自分はこの思惑も一致しやすくなったと考えています。それは、ハンドメイドマーケットプレイスサイト上にでてくる売り手の思惑は多彩であると思うからです。

 

 一般的なものづくりにをおける販売は、材料を仕入れてきて加工して販売するので、仕入れてきた原価に販売するための費用と生産してできた付加価値である利益を上乗せした価格で販売されます。式にすると下記のようになります。

 

【販売価格=製造原価+販売管理費+予定利益】

 

 でも、ハンドメイド市場における個人間取引(C to C)では、上記式の【+予定利益】の内容が多彩でありこの部分が【-】になっていても売り手側が満足していてる場合が多々あると思うからです。

 

 一般的なものづくりにをおける販売では、上記式の【+予定利益】がマイナスになればものづくりの継続は不可能になります。

 

 しかし、ハンドメイド市場における売り手のメインプレイヤーは、ハンドクラフトを趣味にしている人達です。何かを自由に作るという行為が好きな創作文化の担い手の人達です。あえて極論をいえば、ものを作るという行為をすることこそが目的であり、その行為の結果できた作品の評価は重要視しているがその価値にはあまり関心がないのではないでしょうか。

 

 評価というものは、コミュニケーションの中で発生するものです。買い手と売り手にコミュニケーションがある場合は、買い手が売り手に対して評価を与えれば、次の式が成り立つのではないでしょうか。

 

 【販売価格=製造原価+販売管理費-買い手の評価】

 

 この式では、買い手の評価が売り手の満足に繋がりますので、販売価格が0または売り手がお金を出すことになっても売買は成立可能だと思います。もちろん買い手が評価をお金の金額で示す場合は信じられないような高額の販売価格になることも考えられますが。

 

 この式が現実のハンドメイドマーケットプレイスで成り立つのかどうかはともかくとして、売り手の思惑は多彩な市場で販売を行うことは簡単なことでしょうか。ライバルが赤字販売をしていても困るどころか喜んで売っている可能性がある市場です。販売戦略を立てるのはもの凄く難しいと思います。

 

 

 では結論です。ハンドメイド販売は簡単なの?に対する自分なりの回答ですが、ハンドメイド販売を始めるの簡単だけど、ハンドメイド市場で利益を上げて販売することは一般の資本市場で販売するよりも難しいことだと思います。

 

 

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